カード不正利用関連ニュース

2017年8月1日

クレジットカード不正利用のニュースの中で気になるものをいくつかピックアップしご紹介します。

 

郵便物からクレジットカード盗む 日本郵便社員が不正使用

日本郵便、公表せず

札幌市東区の札幌中央郵便局で昨年10月、日本郵便の社員の女(50)が仕分け作業中の郵便物を開封してクレジットカードを抜き取っていたことが10日、同社などへの取材で分かった。同社は事実を把握していたが、発表していなかった。女は盗んだカードで、約1カ月間にわたり計80回、不正使用を繰り返していた。

1人で仕分け作業中にカード盗む

女は窃盗と詐欺の罪に問われ、10日に札幌地裁で懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受けた。判決によると、女は昨年10月31日、同郵便局内で1人で郵便物の仕分け作業中、ゆうパックに入っていた財布からクレジットカード1枚を盗み、12月4日までに市内の飲食店などで80回にわたり不正に使用。少なくとも約12万4千円の支払いを免れた。 財布は上川管内上川町のホテルが恵庭市の宿泊客宛てに忘れ物として発送し、伝票に「財布(現金あり)」と記載していた。ゆうパックは封をされた状態で被害者の自宅に配達された。女は公判で「カードは駅で拾った」と起訴内容を一部否認していた。

日本郵政の社員が郵便物からクレジットカードを抜き取り、飲食店等で不正利用を繰り返していた、というニュースです。チャージバックによく見られる不正利用者とは少々色合いの異なる不正利用関連のニュースだったため驚きました。

なお、こうしたニュースとして公表される事例は不正利用者が逮捕された場合などが一般的ですが、オンラインでのカード決済においても警察への被害届の提出は非常に重要です。目先の被害に対する不正利用者の特定は困難である可能性が高いですが、継続して提出を続ける事で、警察側で不正の疑いがあった場合などに連携し、犯人の検挙につながる可能性が高まります。ある家電量販店では捜査協力を依頼されるケースや、犯人逮捕に至ったケースなども存在します。

クレジットカード不正利用のニュースの中で気になるものをいくつかピックアップしご紹介します。フィッシング詐欺の被害が出ると、カード番号はもちろん、セキュリティコードや3-D Secureのパスワードも漏洩するため不正対策が困難となります。

 

オークション詐欺、2容疑者逮捕 2000万円超す被害か

オークションサイトに商品を出品し、他人のクレジットカード情報を使って落札して現金をだまし取ったなどとして、警視庁サイバー犯罪対策課は26日、東京都豊島区南長崎1、会社役員ら2人を電子計算機使用詐欺容疑などで逮捕したと発表した。IT大手グーグルを名乗ってメールを送信してカード情報を集め、全国の1000人以上から2000万円を超える金を集めた疑いがあるという。

逮捕容疑は昨年9月19日、知人の50代女性=同容疑で逮捕、処分保留で釈放=にオークションサイトに出品させたネックレス1点を岩手県の40代男性のカード情報を使って落札し、サイト運営会社に売上金として1万9000円を入金させたなどとしている。代金はその後、男性の口座から支払われた。佐藤容疑者は黙秘し、もう1人は容疑を否認しているという。

同課によると、佐藤容疑者らはグーグルを名乗って「ウイルスに感染している」と虚偽のメールを送信し、対策ソフトが購入できるとうたった「フィッシングサイト」に誘導。そこでカード番号などを入力させて盗み取り、この情報を使って商品を落札していた。

対策ソフトの価格と落札額を同額にしていたため、被害者は金が引き出されてもソフト代を支払ったと思い、詐欺だと気付かなかったという。

 

出典:朝日新聞、北海道新聞