クレジットカード不正利用と転送会社
クレジットカードでの不正利用と転送会社
「チャージバックが起こったが、どうすればいい?」
という相談は相変わらず減ることがありません。
最近では、ネットショップを数年やっているが、チャージバックが初めて起こったという小規模なお店の方からの相談が増えてきたように思います。数年掛けて、少しずつ売上も上がり、サイトとしての認知が上がってきたタイミングで、不正利用者に狙われてしまうというケースが多いですね。
「どうすればいいですか?」
「”外国人”と”転送会社”への出荷を止めちゃえばいいですか?」
って、また極端な対策を言われていますが・・・
「”外国人”で”転送会社”発送でも不正利用になっていない取引ってないですか?」
「そんなの調べたことないですっ」
「断言してないで調べてくださいよ(笑)」
「住所の最後にアルファベットや数字、記号などの識別コードがついてるのが転送会社ですよね?」
「過去履歴を見ると、外国人名での注文は何度かあります。それに、日本人名や外国人名で転送会社への出荷で問題がない取引は確かにありますね。
となると、無闇に外国人と転送会社を止めてしまうわけに行かないですよね。うーん、じゃあ一体どうすればいいの?」
転送会社からの注文でチャージバックが起こると、「転送会社=悪」のように考えられる方は多いです。しかし、転送会社は海外発送をしないお店からでも、海外の方が購入できるようにと、越境ECの役割の一端を担っているのです。
犯罪収益防止移転法に則り、きちんと届け出をし法律通り運営している転送会社は、本人確認義務を負っていることもあり、不正利用者からすると使いづらくなるため、転送会社を選べばリスクを減らすことは可能です。
配送前に気になる取引があれば、転送会社に問合わせをすると、ここでは詳細を割愛しますが、リスク度合いを教えてくれることもあります。
また、仮に転送会社宛の配送でカードの不正利用が発覚し、チャージバックとなってしまった時でも、海外発送がまだであり倉庫に品物があれば返してくれるところもあります。
よって転送会社は信頼性の高い会社のみ商品発送対応、といったように絞って利用することをおススメします。
転送会社といえば、中には識別コードのないものや個人が高額バイトなどで転送を請け負っているケースもあり、表面的な受注情報からはわからないケースもあります。
また、毎日たくさんの注文が入り人の目では追いつかないこともありますので、不正検知サービスなど、その他運用が必要な場合もございます。
そんなときは、気軽にご相談ください。
注文が入れば即出荷はあたりまえ
でも名前、住所が変だなと感じたときは勇気をもって発送保留としましょう。
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