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クレジットのIC対応化がチャージバック増加を助長?

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経済産業省からはクレジット取引セキュリティ対策協議会において、セキュリティ環境の整備のための実行計画が発表されました。2020年までに「カードおよび店舗の決裁端末の100%IC化を実現する」と掲げられています。

残念ながら、海外での事例ではカード偽造対策であるICチップの搭載・義務化が進むにつれて、非対面決済での不正増加が軒並み確認されています。今後、日本国内でもチャージバックの増加、手口の巧妙化が進む可能性が高いと言えます。

ICチップ化を推進する事により、偽造カードによる不正購入は各国で減少させることに成功した、という数値があります。しかし、偽造カードで不正をしていた犯罪集団のターゲットがシフトし、非対面決済(オンラインカード決済)をターゲットとするようになったことが要因と見られています。

※EMV・・・Europay, MasterCard, VISA protcolの略称で、クレジットカードのICチップ搭載規格のことを言います。

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