CASE STUDIES

フォーティファイブアールピーエムスタジオ株式会社

クレジットカードによる不正注文が発生したが、ASUKA導入後は不正が大幅減少!
〜カゴ落ちを防ぎながら不正被害額を削減できた理由とは〜

ASUKA

会社紹介

1977年に創業し、当時はアメカジをメインにアパレルを展開していた45R。
現在は「気持ちの良い服を、喜んで着ていただきたい。」という理念のもと、原料からこだわったものづくりをしている、時代に左右されないアパレルブランドとして国内海外を問わずユーザーを魅了している。

そんな45Rに今回、クレジットカードの不正検知ツール「ASUKA」の導入までの経緯や不正についての考え方を伺った。

貴社事業におけるECのあり方とは?

コロナ前は実店舗での販売が主流でしたが、コロナ禍に入ってからは百貨店にある店舗も多くお客様が店舗で買えない状況が続いていました。
そのような中でお客様がECサイトで購入されるケースが増え、現在でも継続してECサイトにてご購入されるようになりました。

加えて、海外でも当社の商品を愛用されるお客様も多数いらっしゃることから、今年に入り海外ユーザーに向けてのECサイトも展開しており、今後も実店舗のお客様にもECサイトを併用してご利用いただけるように注力していく予定です。

また、実店舗では全商品を取り扱うことが難しいことから、ECサイトではカタログのように当社の全商品を掲載し、在庫状況も把握できるようなEC運営を行っています。
ECサイトを見てお店で購入してもらうのではなく、お店で商品を知ってからサイトで検索して購入いただけるようなECサイトを目指しています。

導入前の課題は?

ASUKAを導入する前は、クレジットカードの不正利用の通達があったとしても「不正利用が起きたのか」と考えるものの数も少なく、目視確認である程度は不正注文を予防できていたため、特に対策をせずに見過ごしがちでした。

そうして放置していると、半年後には不正被害がどんどん大きくなりカード会社から「1000万円ほどの不正利用が来ています」と連絡が入りました。

注文が入った当初は売上が伸びている!と社内で喜んでいただけに、後から不正利用の通達が来て売上の取り消しとなった時は大変ショックでしたね。 そこから「不正対策を強化しよう」と社内で話し合い、不正検知ツールを導入することに決めました。

ASUKAに決めた理由は?

ASUKAはもともと、利用しているカード会社様から導入を勧められた不正検知ツールでした。

カード会社様や決済代行会社様などカード決済に関わる他の企業様から、「不正検知ツールとして機能が充実している」と評価されていたツールだったのもあり、安心感がありました。

その他にもクレジットカードの不正対策に向けて様々な不正検知ツールを検討しましたが、ASUKAは他社と比較して不正検知の仕組みや料金設定が他社と比較してわかりやすかったため、導入を決めました。

まず、検知方法については、クレジットカード決済のセキュリティに知見のない私たちでもどのようにユーザーがリスク判別されるのかがわかりやすいものでした。

ASUKA導入後も真正なお客様からの巻き込みのクレームもなく、海外からのユーザーなど巻き込みが発生したとしてもASUKAの管理画面からホワイトリストにユーザーを登録することで簡単に巻き込みを解消できるので問題なく不正ユーザーを制御することができています。

料金設定については、プランの固定料金なのでシンプルでわかりやすい部分が社内でも評価が高い点でした。

ASUKAを導入した結果、どのように変わったか?

導入後、クレジットカードの不正被害も落ち着き、ECサイト運営に力を入れることができているように感じます。

まず、運用面では目視チェックの時間が圧倒的に短縮されました。
ASUKAの管理画面では、購入者の購入回数などユーザーの行動で情報を絞り出せるため、検索情報も参考にしながら不正注文の目視確認が行えるようになりました。

現状でも週に3,4件ほど怪しいユーザーからの購入がありますが、ASUKAで確認できる情報も参考にしながら止めることができています。

また、アクルで不正状況の分析をされる担当者がつき適宜、不正状況についてミーティングでフィードバックいただけますが、その際に不正と思われるユーザーの確認方法や不正傾向なども共有してもらえるため、当社側でも不正利用の知見を持ちながら対策を行えるようになりました

ASUKAの機能だけでなく、不正対策に関する情報提供やサポートも含めて対応いただけたからこそ、日々の目視運用の負担や工数が軽減できたのではと考えています。

不正が落ち着いた後もASUKAで不正対策を続ける理由は?

ASUKAを導入している理由としては、2点あります。

1点目は、前述の不正被害があったことから「クレジットカードの不正利用に対して、セキュリティを強化していこう」という社内方針になったためです。

また、不正対策は被害防止だけでなく、お客さまに商品を買っていただくためにも必要な取り組みだと考えています。当社の商品は特徴上、生産数に限度があるため、不正ユーザーによる購入が真正なお客さまの購入の妨げになることは必ず避けなければなりません。

国内だけでなく海外へも展開している会社の規模として、引き続き不正対策ツールの導入は欠かせないものだと認識しています。

2点目は、不正ユーザーは何度も手口を変えてアタックしてくることが多く、継続的に不正対策を行いたいと考えているためです。

不正対策をした始めの方はピタッと不正が止んだり、目視確認で購入を阻止できていたとしても、だんだん手口が巧妙化して突破されてしまうことが多いです。

ASUKAを導入してからは、そんな新しい手口や不正傾向が見られてもミーティングを通して、チューニングの提案や不正対策のサポートをしてもらえるので、さらなる不正対策に向けて継続的に強化できています。

3Dセキュア2.0導入の義務化が経済産業省から発表されたが対応はどうするか?

3Dセキュア2.0の導入義務化が発表されてからは、社内でも導入に向けて動こうとはしています。

ただ、3Dセキュアに対応していない決済代行会社さまがいらっしゃる他、3Dセキュアを導入されている他の加盟店の前例や情報などもないため、導入を見送っていた経緯がありました。

どれくらいのユーザーがカゴ落ちするのかといった想定ができない中で、カゴ落ちが叫ばれる3Dセキュアの導入に踏み切るのは少々怖いな、という思いがありました。 ASUKAを導入後は大幅に不正被害を抑えることができているので、一旦は様子を見ながら導入に向けて動ければと考えています。

ASUKAに今後期待することは?

現状では、不正対策にも親身に相談に乗って下さるので満足しています。
究極ではありますが、不正注文をなくすために今後も取り組んでいただければと思います。

45Rのみなさま、インタビューのご協力、ありがとうございました!


45R サイトはこちら▼
https://45r.jp/

SHARE

決済をもっと安全に。決済に関わる課題を解決するまでのストーリー。

CASE01

ブックオフコーポレーション株式会社様の事例

ASUKA

CASE02

株式会社京急百貨店様の事例

ASUKA

CASE03

株式会社ビビッドガーデン様の事例

ASUKA

チャージバックを減らす、
シンプルかつ革新的なツール