CASE STUDIES

サンテレホン株式会社

BtoB ECサイトでもASUKAと3Dセキュアの併用でセキュリティ強化を。
導入後は不正ユーザーの可視化で不正被害ゼロに。

ASUKA

会社紹介

LAN工事部材・電話工事部材・ネットワーク機器をはじめ、工具・現場消耗品まで、充実の品揃えを誇るサンテレホン株式会社。

業界のプロとしての販売力・商品力を強みに、さらなる顧客獲得に向けEC販売チャネル『GOYOU(ゴヨー)』を展開している。

そんなサンテレホンに、今回ASUKAを導入した経緯や不正対策への思いを伺った。

貴社の事業について教えて下さい。

元々は通信工事材料の卸販売からスタートし、インターネット普及以降はネットワーク工事機材の販売拡大、また技術提供を行うようになりました。

現在では、国内外500社を超える仕入先から圧倒的な商品供給網を実現し、通信設備やインフラ環境などの面で大企業様〜中小企業様まで幅広い企業様のビジネスを支えています。

また、それらの商品・サービスをより多くのお客様に提供していきたいという思いで、 2019年には24時間365日いつでもどこでもお客様が見積・注文できる『GOYOU(ゴヨー)』というECサイトを立ち上げ、運用しています。

貴社サイトの『GOYOU(ゴヨー)』はどのようなECですか?

『GOYOU(ゴヨー)』は、お客様へ「何か御用(ごよう)ありませんか?」というメッセージと、「あなたのもとへ(GO YOU)」という思いを込めて命名しました。LAN工事部材・電話工事部材・ネットワーク機器を中心に工具・現場消耗品など、あらゆる会社様のビジネスをサポートしています。

充実した品揃えで商品を提供していることがサイトとしての特徴で、今後もより多くのお客様が安心して効率的に利用できるようにと2023年10月にリニューアルをいたしました。 リニューアルに向けて、使いやすいデザイン性はもちろんのこと、クレジットカードの不正対策といったセキュリティ面でも強化できるようなECサイト作りを目指しています。

貴社サイトのユーザー層はBtoBがメインだと思いますが、実際に不正への課題があったのでしょうか?

当社のECサイトのユーザー様は企業がメインではありましたが、会員登録なしでも購入ができたため、不正利用への対策が課題となっていました。

そのような状況を踏まえて社内で検討し「不正が起きてからでは遅い」と考え、不正対策を強化することにしました。

ただ、社内で「不正対策を強化しよう」となったものの、当初は不正に関する知識は持ち合わせておりませんでした。

そのため、まずはクレジットカードの不正に詳しい専門家から情報収集を行い、その上で不正利用やチャージバックの対策にあたり3Dセキュア2.0だけでなく、不正検知ツールも併用しようと判断しました。

ASUKAと3Dセキュア2.0は不正ユーザーの判定タイミングや不正ユーザーを制御する方法が異なるため、現在では決済の部分にASUKAを活用し、保険的な意味合いとして最後に3Dセキュア2.0で不正対策を行っています

ASUKAに決めた理由は?

ASUKA以外の不正検知ツールも検討していましたが、実装までに非常に時間がかかることが問題でした。

今すぐに対策したかったのですが、数ヶ月先にシステムの稼働予定…となるため、社内でもなかなか導入に踏み切れなかったのです。

同じくして、サービス紹介も聞きましてASUKAは実装にそれほど時間がかからないという特徴があり社内でも好評でした。

実際に、利用中のecbeing様とアクルが標準実装の提携をしていたため実装は実にスピーディに行っていただけ、実装後も重さを感じることなく利用できるため、自然なセキュリティ対策として重宝しております。

実際にASUKAを導入して感じたことをお聞かせ下さい。

1点目は、なんと言ってもASUKAにより不正ユーザーかもしれないユーザーの情報が可視化できるようになったため、被害がなくなったことです。

ASUKAでユーザー情報やユーザーの判定データをすぐに確認できるので、真正なお客様なのか不正ユーザーなのかといった確認作業も行いやすくなりました。

最近だと、ASUKAのデータを月ごとに出力できる『マンスリーレポート機能』がリリースされたので、ECサイトの運用に関わっていないメンバーにも不正のリスクや状況を共有しやすくなったと感じています。

2点目は、リスクベースによる認証でカゴ落ちの心配がなく不正対策ができていることです。

ASUKAの導入後も、お客様から「使いにくい」と言ったお声はなく、導入前と変わらずご利用いただいています。
不正ユーザーを弾きながら、お客様にとってはストレスを感じることなくお買い物いただける不正検知ツールとして評価しています。

3点目は、導入後も不正対策に関する情報を定期的に提供してもらえることです。

当社には不正対策の知識を持つスペシャリストはいませんが、アクルの専任担当者さんが分析して、当社サイトの特徴に合わせて今後の不正対策をお話ししてくれます。

また、新しい不正手口や不正を見抜くポイントの共有や、常にアップデートした情報を連携してもらえるため、「お客様第一」に不正対策を強化いただいていると認識しています。 月額費用には導入後のサポートも含まれるので、会社としても不正対策の専門家を雇用するよりも圧倒的にコストの削減になるのでは?と感じましたね。

『GOYOU(ゴヨー)』をリニューアル予定とお聞きしました。今後ASUKAをどのように活用していきたいですか?

ASUKAには決済場面における縁の下の力持ちとして、不正ユーザーを引き続き制御してもらいたいと考えています。

その一方で、社内の運用メンバー側でも「ASUKAを導入したから安心」という意識ではなく、「導入だけでは不正対策として完璧ではない」という危機感を持ちながら運用していきたいと思います。

また、リニューアル後はますます『GOYOU(ゴヨー)』の規模は大きくなっていきますので、規模に応じてさらに不正利用のリスクが高まっていくのではないかと推測できます。

このような脅威に対しても対抗できるよう、引き続きアクルさんには様々な不正対策の提案や、ASUKAの機能拡張の搭載などをお願いしたいです。

不正対策について最後に伝えたいことがありましたら教えて下さい。

BtoBのECサイトやクローズドなECサイトなどの加盟店様は、不正についてそれほど対策されていないかもしれませんが、現在は個人事業主を名乗った不正やなりすましによる不正など、不正の形が日々巧妙化しています。

不正ユーザー側も進歩するので、どうしても不正利用対策は「イタチごっこ」になってしまい、完璧を目指して取り組んでいてもなかなか完璧な対策にはなりません。

とは言え、業界を守る意味でも「不正利用の温床」になってはいけないと認識しています。

ASUKAを利用して、変化する不正の傾向や特徴と向き合い続け、不正対策の強化やアップデートは行っていかなければならないと感じました。

サンテレホンのみなさま、インタビューのご協力ありがとうございました!

GOYOU サイトこちら▼
https://www.goyou.jp/

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