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ロサンゼルス旅行とクレジットカード決済事情(第一弾)

公開日

7年ぶりにLAに到着し、キャッシュレス化が進んだ社会となっていました。
今回は、久々に訪れて感じたLAのクレジットカード決済事情についてお話ししていきます。

7年ぶりのLAへ

円安に歯止めがかからぬ中、アメリカへ行くのはいかがなものかと自問自答しつつ。クレジットカード利用で溜まったマイルで行く特典旅行と、コロナ直前の1ドル110円の頃にハワイに行った際に余った1,000ドルほどの現金があるのなら、懐も痛まないだろうと見込み、自分、妻、次女での3名の旅行となりました。

LAの空港に降り立ち、まず向かう先は、空港近くのBudgetレンタカーへ。ただその前に空港の自販機が気になったため写真をパシリ。自販機にはクレジットカードが使えるように端末が取り付けられています。

出発前に成田空港内の自販機も見てみましたが、クレジットカードが使える端末がついていました。都内では自販機はクレジットカードよりも電子マネー、QRのほうが主流ですが、ここ成田では、外国人観光客向けとなりますので、クレジットカードとなりますね。

ちなみにLAの空港での約500mlほどの水の価格は5ドルでした。(2024年5月155円/ドル換算で775円)バーでカクテルが飲める金額です。

ただアメリカ全体の物価がすごく高くなったというわけではなく、Costcoでは普通に5ドルで24本の水が買えます。外での飲食などが異常に高くなったと現地の知り合いが言っていました。水はスーパーで買うべしと助言も。

話をレンタカーへ戻します。LAでは基本的には車での移動となりますので、レンタカーは必須です。
レンタカーを借りるにはクレジットカードと国際免許証が必要となります。実は国際免許のことはすっかりと忘れてしまっていて、出発当日の朝に免許センターへ駆け込み取得してきました。

レンタカーは予約時にクレジットカード番号を求められます。ノーショーの場合、登録したクレジットカードからキャンセル料金が引き落とされる仕組みとなります。

ホリデー前の金曜日だったため人が多く小一時間ほど並んだ末に無事に韓国KIAの赤い車をゲットしました。小型のSUV的なスタイルで、アイドリングストップ機能や自動ブレーキ機能も充実しており、癖のない良い車でした。

スマホをダッシュボードへセットしたら、右側走行に注意しながら早速GO!ちなみにダッシュボードへスマホを固定できるように、スマホホルダーを持参したのは大正解でした。Googlemapのナビは必須です。

カリフォルニアビーチシティへ

早速カリフォルニアらしさを感じられる海辺に行こうということで、サンタモニカへ向かいます。

サンタモニカピア

サンタモニカではビーチ沿いにパーキングがありますが、1時間少々なら路上パーキングのほうが安いのでそちらに車を停めます。路上パーキングは20年ほど前は、25セントのコインを入れればメーターの針が動き、15~60分ほど駐車ができるタイプでしたが、今はクレジットカードやモバイルで支払いができるようにもなっています。

他にもドジャースのお店を見てみたり、スタバでコーヒーを飲んでみたり散策しました。百貨店では地元の方が自然と店内に犬を連れていたり、日本では未発売のテスラ社のサイバートラックが駐車されてあったり、カリフォルニアの空気をしっかりと吸い込むことができました。

Cybertruck in Santa Monica Beach

そのATMは本物?

次に足を伸ばしたのはサンタモニカビーチのすぐ南に位置するベニスビーチです。海岸沿いにボードウォークがあり多くの人が集まり賑わいがあります。特にベニスビーチのスケートパークは聖地となっていて、時折大技に歓声が上がったりし、じっと見ていられる場所です。

ボードウォークを歩いていると、アートやLosAngeles、Vinice Beachなどと書かれたTシャツなどのお土産を売る露天などが並ぶ中、目を疑う光景がありました。延長コードに繋がれたATMが置いてあるのです。

時折大麻の香り(カリフォルニアでは合法)なんかが漂ってくる、日本のように安全ではない場所にぽつんと置かれたATM。

誰が管理しているのか?スキミングなどされないのか?現金はどれくらい入っているんだろうか?など疑問が次々湧いてきます。決済というといろいろなものを試してきたとはいえ、これには流石にカード突っ込んで試してみようという勇気は湧きません。あまりジロジロ観察するのもと思い、写真を撮るだけとなりました。
どなたか勇気のある方、自己責任にて是非チャレンジ願います。

ATM in Venice Beach

おしゃれなカフェでの決済は、日本でもお馴染みのスクエアの端末が置かれていました。スクエア社はサンフランシスコ創業です。東海岸でのスクエア端末の浸透度合いはどうなんだろうかなどふと頭によぎります。カフェでは犬連れでMacを広げて仕事をされている方なんかもいました。日本でもカフェで仕事をしている人をよく見ますが、カリフォルニアのカフェでの仕事はゆったりカジュアルな感じがいいアイデアを誘うんだろうなと思ってしまいました。

Square Credit card Terminal

お次は、ミッドセンチュリーのデザインが好きな自分としては、マリブにあるEAMES HOUSEへ行くつもりでしたが、段取り不足で予約が取れず、UCLAへ行くことにしました。UCLAのキャンパスの広いこと広いこと。カリフォルニアの青い空の下、自由な雰囲気がある学生たちに紛れ見学します。

1時間ほど歩いた後お腹が減ったのでキャンパス内のパンダエクスプレスで夕食を食べることにしました。外せないオレンジチキンとFried RiceとChow meinのコンボにします。決済時に驚いたのが、この店では現金が使えず、決済手段はクレジットカードやApple Payなどのキャッシュレス決済オンリーでした。

本当にCashlessだなと。こんな店が多くあるんだったら、持ってきた110円/ドルのキャッシュは使えるんだろうかと少々不安に駆られつつオレンジカウンティーのホテルへ向かいます。

UCLA

ホテルでは洗濯室をチェック。洗濯機と乾燥機も想像通りキャッシュレスになっていました。20年ほど前は25セントコインを入れるのが当たり前でしたが、今は当然のようにCREDIT CARD ONLY NO COINと記載があります。端末はNAYAX製です。

4ドル分の25セントコインを入れるのなら16枚必要となりますので、ここはクレジットカードのほうがみんなハッピーですね。カードのオーソリが通れば、端末機から洗濯機の電源をONにしてあげるという至ってシンプルな仕組みのようですが、端末との連携はPOSなんかとの連携よりも大変という話を聞いたことがあります。

Credit card terminal on the washing machine

キャッシュレスの広がり

ロサンゼルスに到着し決済事情として驚いたのは、キャッシュレスが広がってきたということでしょうか。文字通り、Cashが使えないということになります。

また次回紹介をしますが、テーマパークの駐車料金やテーマパーク内のお土産店、レストランでもキャッシュレスオンリーでした。今後アメリカでは益々キャッシュレスが広がっていくのか?Cashはどうなっていくのか?定期的に訪問し見てきたいと思います。

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