アメリカにおける不正利用は引き続き増加の一途をたどっており、日本国内でも同様の流れとなると予想されます。
*ここでいう不正利用の定義はオンライン上での不正であり、主にチャージバック被害、アカウント乗っ取りによる被害などがメインになります
参照:2016 PYMNTS.com
グローバルでも共通して言えることですが、ブランドなどの贅沢品、アパレル、家電製品は、不正被害の多い項目であり、引き続き要注意な商材となります。
Friendly Fraudの兆候
意外なところでは、狙われにくいとされていた、食品カテゴリーの増加です。こちらは、オンライン上での購入の他に、フードデリバリーなど宅配による被害増加もその要因です。ただしその場合は、 Friendly Fraud による被害が濃厚と推測されます。
*Friendly Fraud とは、本人による不正利用です。本人が利用していながら、第三者による不正利用を主張するケースです。
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不正アタックの割合
アメリカで起こる不正被害はどこからアタックされているのでしょうか?
直近における最大の犯人は? アメリカの場合、驚くことに直近ではヨーロッパとなっています。 ヨーロッパはアメリカに比べ152%、ROW(ヨーロッバ、アメリカ以外)はアメリカに比べて144%も増加しています。ヨーロッパからはアメリカに比べ200%多くのアタックが発生、またヨーロッパからのアタックは127%増加しています。
因みに、日本の場合ですと、海外からの越境での被害が過半以上を占め、また代表的な国としては、中国、インドネシアからのアタックが主流となっています。
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