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チャージバック被害事例、手口の更なる巧妙化

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非対面でのカード不正利用における、手口の巧妙化が進んでいます。今回はあるEC事業者での被害事例をご紹介します。

ある貴金属を取り扱うECサイトに高額の注文が複数件入りました。注文はそれぞれ異なるカード情報による購入だったため、ECサイト担当者が注文者に電話を架けた所、注文名と同じと思われる人物が電話に出ました。その人物からは、知人がインターネットに明るくないため、代わりに購入していると回答がありました。

配送先として指定した住所をGoogleMapで調査した所、確かに注文者と同じ名義の家屋が確認できたため、決済代行会社からは怪しいと指摘があったもののECサイト担当者は商品の発送を決断。

後日、不正利用の疑いが発覚し、チャージバックが確定しました。この購入者を信用し3か月の間、注文に対して商品を発送し続けており、200万円の被害が発生してしまいました。

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