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クレジットカード不正対策における
目視チェックのポイントと課題とは?

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最終更新日

年々増加する非対面でのクレジットカード不正被害。
カードの利用者の意識はもちろん、 加盟店での【目視チェック】運用も不正対策として重要な取り組みです。
今回は加盟店の被害を抑えるためには、どのような点に注意して目視で確認していくべきなのか、代表的なポイントをいくつか伝授します。

クレジットカードの不正利用被害金額(非対面)は、昨年2022年についに400億円を超えてきました。2023年も引き続きカード不正利用は増加の傾向です。

そのような中でカード加盟店さまからよく受ける質問に、「目視チェックのポイントは何ですか?」というものがあります。

「目視チェック」は、カード不正対策の一つになりますが、とても重要なものです。受注情報の中で、不正ユーザーは意外とわかりやすい痕跡を残すからです。

また現場担当者の直感というのは大事になります。怪しいなと思った取引が、後にチャージバックとして上がってくるケースは、経験上多いのではないかと考えています。

本ブログでは、まずは代表的な目視チェックのポイントを挙げた上で、その課題や、その先にある不正検知システムの活用についてもお話をしたいと思います。

目視チェックのポイント

目視チェックのポイントは、やはり受注内容について感じた違和感を見過ごさないことです。何か違うな、おかしいなと感じた時は、必ず本人確認等を実施してください。

購入金額

受注金額が不自然に高額であった場合は、注意が必要でしょう。高額な商材を狙う傾向は、今現在でも典型的な不正ユーザーの特徴の一つです。

購入者姓名

日本国内では、外国人による不正アタックが多い傾向があります。怪しげな姓名や、漢字の読み仮名が間違っているケース、簡体字や繁体字を使った日本名などがあれば、注意が必要です。

配送先住所

簡体字や繁体字を使った住所表記や、転送先住所が怪しい場合、本人確認を実施してください。また、たとえば高額商品の配送先がものすごく古びたアパートなど、購入商品から考えられる購入者属性と配送先住居レベルに違和感が生じた場合も要注意です。

フリーメールアドレス

見慣れないフリーメールアドレスは要注意です。ただし、真正なユーザーもいるため、他の要素と併せてチェックし違和感が生じた場合は、本人確認を実施してください。

目視チェックの課題

目視チェックは、重要な不正対策の一つではありますが、課題も増えてきています。
なぜなら、近年では不正ユーザーが真正なユーザーに似せて注文を入れる傾向が増えてきているからです。

また加盟店からすると、目視チェックのための人員確保や作業工数の増加も悩ましい課題です。目視チェックは有効ですが、その負担が大きすぎて、本来やらなければならない仕事ができなくなるとすれば、それは本末転倒です。

特に昨今急増している、クレジットマスターアタックなどの大量アタックに対しては、目視チェックだけではなすすべがありません。大量にオーソリゼーションが叩かれるのを横目でただ見ていることしかできないのが現実です。

(参考リンク:急増する「クレジットマスター」アタックの恐ろしさとは?

不正検知システムの活用

実はこの目視チェックの課題を解決するには、不正検知システムが有効です。
目視チェックは、あくまでも人間の目に見える範囲内で、不正データをチェックするものです。

一方で、不正検知システムは、人間の目に見えない、受注内容の裏に隠された不正ユーザーの動きを可視化することができます。一見真正なユーザーに見えたとしても、実は不正ユーザーとしての痕跡を多く残しているのです。

不正検知システムを活用することで、普段行っている目視チェックの負担を軽減し、より効果的に不正ユーザーをとらえることが可能になります。

またクレジットマスターアタックなどの機械的な大量アタックに対しても不正検知システムは有効です。

不正検知認証システムASUKA

目視チェックだけではなかなか不正ユーザーをとらえきれていない、あるいは、目視チェックの負担が重く通常業務ができない、などお悩みがある加盟店さまは、是非アクルにご相談ください。

アクルが提供する不正検知認証システム「ASUKA」は、現在数多くの業種、業態の加盟店さまにてご利用いただいています。またクレジットマスターアタックなど大量アタックにも対応しています。 不正検知システムを活用することで、より目視チェックの負担を軽減し、効果的な不正対策を実践しましょう。


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